陶板浴の入り方・気になるお値段 - たぶん、いちばんゆるいがんサバイバル

はじめましての方はまずこれを読んでくれると嬉しいです。

癌を治す？と今癌患者の間で噂（？）の、陶板浴に必要な持ち物、入り方の説明です。

陶板浴は温熱療法ではなく、体内を抗酸化する事で免疫力を高め自分の力で癌をなんとかするための施設です。

罹患した部分を温めるより、抗酸化された空気を吸う事が重要です。

長袖長ズボン

靴下

フェイスタオル

バスタオル

店の方針にもよりますが、基本は男女混浴です。

混浴と言っても、みんな服を着ているので安心してください。

陶板浴室の中は40〜45℃くらいでしょうか。そこそこ熱いので陶板浴着は薄手のものがいいと思います。また衛生面から、靴下は必須です。

フェイスタオルは枕があるところなら枕カバー代わり、そうでなければ枕代わり、バスタオルは床に敷きます。

私は丸ハゲなので頭に敷くタオルは肌に優しそうな片側ガーゼのものにしています。今治タオルはいいぞ

お店の人が説明してくれると思いますが、最初は短い時間（5〜10分）から試して徐々に時間を増やしていってください。

私は仰向け15分、うつぶせ15分の最大でも30分ほどで出ることにしています。

入りすぎるのは良くないとか。お店の人によると、気持ちよくなってきてもう少し入りたいと思ったら出るタイミングなんだそうです。

最初は汗だくになりますが、毎日通っていると徐々に汗をかかなくなっていきます。今は週に一度しか通っていないので汗だくになります。笑。

この汗は良い汗らしいので、シャワー等で流さずタオルで拭くだけにしましょう。

汗をかくことで体内の抗癌剤を排出する効果もあるので、抗癌剤中の人は入る前に水分をたくさん摂っておくといいかもしれません。

その他細かなルールなどは、通う予定の陶板浴屋さんに確認してください。

店によって様々ですが、都内の陶板浴事情について少しだけ調べたところ、1回2100円（1時間）という所がありました。回数券があるようですが、1回2100円だと毎日通うのは大変ですね……少しでも安いところを探しましょう。

入りすぎは良くないので、安いけど時間制限が短いよ〜〜！というところでも大丈夫でしょう。

私が通っている陶板浴は1回800円ほどです。田舎だからなのかオーナーのご好意なのかは分かりませんが、なんとか通い続けられる価格でありがたいです。

陶板浴に入り免疫力を高めても、瞬く間に癌が寛解する訳ではありません。本当に人それぞれです。

龍ヶ崎にある「竹屋陶板浴」社長の旦那さんは様々な免疫療法を試し、三年後にようやく寛解に至ったそうです。

人の体内では毎日5000個ほどの癌細胞が生まれています。それを毎日倒しているのが白血球（＝免疫）なんだそうです。

それであれば、免疫力を高めることで癌を抑え込む事が出来るのではと考えました。

抗癌剤+ホルモン剤の効果なのか免疫力を高めた結果なのかはたまたその相乗効果なのか、ステージ4b（余命3ヶ月ほど）と診断されたものの現在は転移先に数センチの病巣を残すのみです。告知を受けてからここまで2年かかりました。まだ少しかかると思います。

焦らず、気長にまったりやっていきましょう。